2016/12/31

栄養士コラム Vol.10 身近な食材で脂肪燃焼!食べ合わせダイエットとは?

身近な食材で脂肪燃焼!食べ合わせダイエットとは?
 
ダイエットをしていてもなかなか体脂肪が減らない!といった経験はありませんか?
体脂肪を効率よく燃焼させるには、ちょっとした工夫が必要だったのです。
そこで、今回は、脂肪燃焼効果がある食材や組み合わせについてお話しします。

脂肪燃焼させる食材って?

脂肪燃焼させる食材とは、代謝促進成分の含まれた食材を言います。
メディアなどから注目されているスーパーフードや高価なものでばかりでなく、私たちの身近な食材にもたくさんあるのです。
せっかくの食事をとるのなら、体の内側から脂肪を燃焼させ、きれいになりたいですよね。
効率よく脂肪燃焼食材を取り入れ、代謝アップを促していきましょう。
身近にある脂肪燃焼させる食材と組み合わせ



生姜
 
古来より、スパイスや漢方薬などとして使用されてきた生姜。
特に食欲増進や夏バテ予防、体を温める効果が高いことはよく知られています。
代表的な辛み成分は、ジンゲロールとショウガオール。
中でもショウガオールは、代謝を上げ、体の内側から熱をつくり出すため、体を温める効果があります。
×豚肉・大豆製品など
ビタミンB1を含む豚肉や大豆製品と組み合わせることで、疲労回復効果も期待できます。
×豆類・海藻類・アボカド・きのこ類など
食物繊維を含む食材と合わせて、体の中からデトックスして、免疫力をあげましょう。
生姜には、代謝を高めるだけでなく、コレステロール値を下げる働きもあります。毎日の食事に積極的に取り入れたい食材です。
     


にんにく
 
スタミナ増強に欠かせないにんにく。香ばしいにんにくの香りは食欲を増しますね。
にんにくに含まれているアリシンには、糖の代謝を促すビタミンB1の吸収を高め、スタミナを保持します。
また、疲労回復や代謝促進の効果も発揮します。
×パプリカ・キャベツ・ピーマンなど
ビタミンCを含む食材を組み合わせると、抗酸化力がアップします。
×アボカド・ほうれん草・納豆などの大豆製品
カリウムを多く含む食材と合わせることで体内の塩分や水分を調整し、むくみ解消が期待されます。
アリシンは、酸化アリルとも呼ばれています。玉ねぎに含まれている酸化アリルは、胃液の分泌を促すので、食欲増進効果があります。
にんにくと同様、玉ねぎにもビタミンB1の吸収を高め、代謝促進効果もあるんです。

今回紹介した脂肪燃焼させる食材や組み合わせは一部ですが、私たちの周りには様々な食材で溢れています。
食材が違えば、栄養素や効能も違います。大切なのは、偏った食事をせず、一日3食 いろいろな食材を取り入れてバランスのよい食事をすることです。